日本ビルファンド投資法人が第21期決算を発表、1口当たり実績分配金は15,200円

(2012/02/14)

日本ビルファンド投資法人が第21期（平成23年12月期）決算を発表した。第21期は、三菱重工ビルと西新宿三井ビルディング（追加）を取得する一方、NBF須田町ヴェルデビルを売却。物件売却損が発生するも、賃貸収益の増加により前期比4%増益、税制特例を活用し334百万円を内部留保とし、分配金総額8,793百万円、1口当たり分配金は15,200円と前期を上回った。第22期（平成24年6月期）は、投資口の追加発行を行い、5棟（うち2棟は追加）を取得予定。固都税が増加する一方、賃貸収益の増加や修繕費の減少が寄与し、1.4%増益、投資口数が6%増加するも内部留保を活用せず、1口当たり分配金は15,100円となる見通し。続く第23期（平成24年12月期）1口当たり分配金も15,100円となる見通し。