J-REIT銘柄情報

8953 日本都市ファンド投資法人

日本都市ファンド投資法人が第43期決算を発表、1口当たり実績分配金は2,261円

(2023/10/19)

日本都市ファンド投資法人が、第43期(2023年8月期)決算を発表した。 第43期は、物件入替えを行い、「JMFレジデンス新横浜」等、住宅を中心に8物件を取得する一方、「Gビル南青山02」等3物件を取得した。物件売却益2,026百万円が寄与し、前期比0.5%増益。一時差異等調整積立金より255百万円を取り崩す一方、505百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,261円と前期比2.2%減となった。 期末のポートフォリオは132物件、資産規模(取得額合計)は1兆2,143億円、有利子負債比率は44.1%。 第44期(2024年2月期)は、「JMFレジデンス町田」を取得する一方、「イオンモール鶴見緑地」の一部等2物件を売却する。物件売却益の減少により前期比2.0%減益を見込む。一時差異等調整積立金より280百万円を取り崩す一方、151百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,270円と前期比0.4%増となる見通し。 第45期(2024年8月期)は、「JMFレジデンス浅草橋」等4物件を取得する一方、「イオンモール札幌苗穂」の一部を売却する。物件売却益の減少により、前期予想比4.7%減益を見込む。一時差異等調整積立金より387百万円及び圧縮積立金より336百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,250円となる見通し。 2021年3月に総合型REITへ転換後、資産入替フェーズとして物件入替えによって商業施設の投資比率を引き下げ、収益安定を目的としていたが、今後は成長フェーズと認識し、インフレを意識した物件取得や賃料増額によって分配金及びNAVの成長を目的とする。 なお、2024年3月と2025年9月に主要テナント退去が始まるツイン21において、1回目退去の上層階は95%埋め戻し、2回目退去の下層階は63%の埋め戻しを完了。

           
  第43期実績 第44期予想 前期比 第45期予想 前期比
営業収益 41,405百万円 40,787百万円 ▲1.5% 39,760百万円 ▲2.5%
当期利益 16,051百万円 15,735百万円 ▲2.0% 15,001百万円 ▲4.7%
分配金総額 15,802百万円 15,865百万円 0.4% 15,725百万円 ▲0.9%
1口当たり分配金 2,261円 2,270円 0.4% 2,250円 ▲0.9%

日本都市ファンド投資法人の記事を最新5件
2024/10/21
日本都市ファンド投資法人が第45期決算を発表、1口当たり実績分配金は2,306円
2024/09/25
日本都市ファンド投資法人が投資口追加発行、ユニモちはら台等4物件を取得
2024/09/04
日本都市ファンド投資法人がクロス向ヶ丘を取得、イトーヨーカドー綱島店を売却、業績予想を修正
2024/07/31
日本都市ファンド投資法人が業績予想を修正
2024/05/21
日本都市ファンド投資法人が(仮称)JMFビル沖縄国際通り01を2026年2月に取得予定
JREIT一覧に戻る
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。
* 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。
* 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。
* 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。
J-REIT情報open
記事・ニュースopen
ETFopen