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8960 ユナイテッド・アーバン投資法人
ユナイテッド・アーバン投資法人が投資口の追加発行、川越物流センターの取得を発表
(2016/05/25)
ユナイテッド・アーバン投資法人が投資口の追加発行を行う。発行口数は190,000口、オーバーアロットメントによる売出口数は12,065口。これにより発行後の投資口数は7.3%増の2,953,441口を見込む。調達額は約345億円を見込み、併せて発表した物件取得資金、投資法人債の償還及び借入金の返済に充当し、第25期(平成28年5月期)に上昇する有利子負債比率を第26期(平成28年11月期)以降低下させる見込み。新たに取得する物件は、埼玉県川越市にある物流施設。取得額は75.5億円。売り主であるSBSロジコムと長期の定期賃貸借契約を締結する。これらに伴い、第25期及び第26期の業績予想を修正。第25期は、熊本地震による「イオンモール宇城」の修繕引当金150百万円や投資口発行費用計上により、3月に修正した業績予想に対し0.7%減益を見込むが、内部留保額を789百万円に減額し、1口当たり分配金は3,000円と変わらない見通し。上記の投資口追加発行及び物件取得が反映する第26期は、前期に取得した物件の通期稼働や川越物流センターの収益が寄与し、1月に公表した業績予想に対し、11%増益を見込む。内部留保より1,203百万円を取り崩し、1口当たり分配金は3,000円と前回予想を1.7%上回る見通し。併せて第27期(平成29年5月期)業績予想を発表。旧ダイエー碑文谷のイオンリテール入居等が寄与し、前期予想比19.5%増益を見込む。内部留保より63百万円を取り崩し、1口当たり分配金は3,120円と前期予想を4%上回る見通し。
物件名称 | 川越物流センター | ||
所在地 | 埼玉県川越市下赤坂 | ||
取得金額 | 7,550百万円 | ||
想定NOI利回り | 4.8% | ||
還元利回り | 4.8% | ||
竣工時期 | 平成19年8月 | ||
取得日 | 平成28年6月17日 | ||
売主 | SBSロジコム(株) | ||
第25期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 21,432百万円 | 21,466百万円 | ▲0.2% |
当期利益 | 9,043百万円 | 9,108百万円 | ▲0.7% |
分配金総額 | 8,254百万円 | 8,254百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 3,000円 | 3,000円 | 0.0% |
第26期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 21,099百万円 | 20,074百万円 | 5.1% |
当期利益 | 7,658百万円 | 6,898百万円 | 11.0% |
分配金総額 | 8,860百万円 | 8,117百万円 | 9.2% |
1口当たり分配金 | 3,000円 | 2,950円 | 1.7% |
第27期予想 | (第26期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 21,924百万円 | 21,099百万円 | 3.9% |
当期利益 | 9,151百万円 | 7,658百万円 | 19.5% |
分配金総額 | 9,215百万円 | 8,860百万円 | 4.0% |
1口当たり分配金 | 3,120円 | 3,000円 | 4.0% |
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