森トラスト総合リート投資法人が第32期決算を発表、1口当たり実績分配金は3,650円

(2018/05/15)

森トラスト総合リート投資法人が、第32期（平成30年3月期）決算を発表した。 第32期は「広尾SKビル」を取得。前期に売却したイトーヨーカドー新浦安店の売却益28億円がなくなったため、前期比32％減益。内部留保より32百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,650円となった。 期末のポートフォリオは15物件、資産規模（取得額合計）は3,240億円、有利子負債比率は47.2％。 第32期（平成30年9月期）は、前期に取得した物件が通期寄与するが、固定資産税評価替えに伴う固都税の増加、季節変動による水道光熱費の増加、修繕費の増加により、前期比0.6％減益を見込む。内部留保より62百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,650円と前期と変わらない見通し。 第33期（平成31年3月期）は、一部テナント退去や賃料減額による減収を見込み、前期予想比0.4％減益を想定するが、内部留保より82百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,650円となる見通し。