フロンティア不動産投資法人が第24期決算を発表、1口当たり実績分配金は9,694円

(2016/08/15)

フロンティア不動産投資法人が、第24期（平成28年6月期）決算を発表した。 第24期は「コジマ×ビックカメラ那覇店」を取得する一方、「ジョイフルタウン岡山」を売却。賃貸収益が増加するも、ジョイフルタウン岡山の売却損470百万円計上により、前期比7.1％減益。内部留保より340百万円を取り崩し、1口当たり分配金は9,694円となった。 期末のポートフォリオは32物件、資産規模（取得額合計）は2,739億円、有利子負債比率は29.5％。 第25期（平成28年12月期）は「ららぽーと新三郷（追加）」を取得。また「スポーツクラブルネサンス広島」の閉店に伴い、新テナントと建替えを前提とする事業用借地権を締結し、底地のみ継続保有する。建物解体による除却損134百万円が発生するが、賃貸収益の増加、前期の売却損がなくなること等により、前期比5.6％増益を見込む。内部留保を使わないため、1口当たり分配金は9,500円と前期を2％下回る見通し。