ケネディクス・オフィス投資法人が投資口追加発行、CROSS PLACE浜松町を取得、KDX浜松町第2ビル及びフレーム神南坂を売却

(2018/05/14)

ケネディクス・オフィス投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は3年半ぶり。 発行口数は22,500口、オーバーアロットメントによる売出口数は1,125口。これにより発行後の投資口数は5.8％増の428,510口となる予定。調達額は約150億円を見込む。 併せて、港区のオフィスビル1物件を取得、港区のオフィスビルと渋谷区の商業施設の計2物件を売却することを発表した。 取得する物件は、港区芝公園にある、平成27年竣工、10階建のオフィスビル。取得額は207億円。 一方、売却する物件は、KDX浜松町第2ビルとフレーム神南坂。2物件の売却額は計125.5億円。フレーム神南坂は2期に分割して売却する。 これに伴い、第27期（平成30年10月期）及び第28期（平成31年4月期）業績予想を発表。 第27期は、CROSS PLACE浜松町の賃貸収益、売却2物件の売却益527百万円が寄与し、前期予想比3.3％増益を見込む。物件売却益のうち340百万円を内部留保とするが、投資口数が増加するも、1口当たり分配金は13,200円と前期予想を2.3％上回る見通し。 第28期は、売却益563百万円計上するが、前期予想比0.7％減益を見込む。売却益のうち299百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は13,200円と前期予想と変わらない見通し。