ケネディクス・オフィス投資法人が物件入替え、業績予想を修正

(2020/06/26)

ケネディクス・オフィス投資法人が、物件入替えを行う。築浅の物件を取得する一方、築古の物件を売却する。 取得する物件は、JR新橋駅より徒歩2分に位置する、2018年竣工、11階建、三井不動産が開発したオフィスビル。取得額は163億円。 一方、売却する物件は、「KDX日本橋本町ビル」等、中央区のオフィスビル3物件、売却額は計97.5億円。売却先は三井不動産。簿価との差額は約24億円となり、売却益が発生する見込み。 これに伴い業績予想を修正。 第31期（2020年10月期）は、上記物件取得、売却3物件のうち2物件を売却する。これによる賃貸収益の増加、物件売却益1,054百万円が寄与し、6月に公表した業績予想に対し15.6％増益を見込む。718百万円を内部留保とするも、1口当たり分配金は15,080円と4.0％増となる見通し。 第32期（2021年4月期）は、残り1物件を売却予定。これによる売却益1,127百万円を見込み、前回予想比17.5％増益を想定。622百万円を内部留保とするも、1口当たり分配金は15,180円と7.3％増となる見通し。