大和証券オフィス投資法人が横浜と千代田区のオフィスビルを取得、新宿マインズタワー一部とDaiwa名駅ビルを売却

(2017/12/19)

大和証券オフィス投資法人が、物件の入替えを行う。 取得する物件は、JR横浜駅より徒歩5分に位置する、平成20年竣工、20階建のオフィスビルと、JR山手線神田駅より徒歩5分に位置する、平成17年竣工、9階建のオフィスビル。2物件の取得額は計423億円。 売却する物件は、渋谷区代々木にある新宿マインズタワーと名古屋にあるDaiwa名駅ビル。2物件の売却額は計708億円。ポートフォリオ全体の28％を占める新宿マインズタワーは、保有する共有持分6/7のうち半分を、シンガポール政府系ファンドであるGICグループに売却する。簿価との差額は約-23億円となり売却損が発生する。一方、Daiwa名駅ビルは簿価との差額約+30億円となり売却益が発生する。これらを相殺し差引き売却益約4.6億円を第25期（平成30年5月期）に計上するが、一部内部留保を見込む。業績予想修正は来年1月公表予定。 なお、物件入替え後の巡航分配金水準は1口当たり11,400円を見込むとともに、物件売却による余剰資金約300億円を活用することで更なる増加を図る。