日経IR・投資フェアレポートに行ってきました!
有力・大手企業に負けない人気を集めていたのが星野リゾート・リート投資法人と福岡リート投資法人です。
「星野リゾート・リート投資法人」は、今後成長する観光産業を背景に、安定した分配金だけでなく、スポンサーである星野グループのブランドが多くの方に認知されており、他の個別企業ブースでは説明に耳を傾ける方の9割以上がある程度年齢が高めの男性という中、こちらの説明会では女性の方の比率が多く、年齢的にも40代、50代位の方を多く見かけました。
「福岡リート投資法人」は80人ほどが入るセミナー会場で説明会を実施していましたが、用意されていた席の9割が埋まるという人気でした。投資対象を九州の物件に集中することで得られる強みを地域創生やインバウンドといった最近注目のトピックも絡めながら熱心に語る代表取締役社長の説明に出席者の皆さんも盛んにメモを取っていました。
REITコーナーでは有識者の講演会が実施され、日興証券を経て現在は「兜町カタリスト」編集長を務める櫻井英明氏が「REITあれこれ」というテーマで投資家の目線から国債や株式よりも高い分配金、少額から多種多彩な不動産に投資することが可能というREITの魅力、空室率の動向やREITと国債の利回り格差といった実際に投資をする際に目を光らせておくべき点、アジアからの不動産投資拡大や政府の地方創生計画等を追い風に今後のREIT相場は好調に推移していくだろうという展望等をユーモラスに語り聴衆を沸かせていました。
特に「土地にも色があり歴史がある。REITに投資をする場合、実際に見に行ける物件は見に行くべき」という一言には多くの出席者が頷いていました。
またJPXもセミナー会場で「あらゆる不動産が運用対象に! Jリートの魅力と見方」と題した講演会の他、自己のブースでも「Jリートの魅力と市場動向」というミニセミナーを設け、魅力的な高分配金を出すJ-REITがどのような仕組みで運営されているのか、投資をするにあたって分配金利回り以外にNAV倍率やFFO倍率、LTVといった指標に注意を払いつつ、ホテルやオフィス、商業施設やヘルスケアといった物件セクター毎に異なる強みに着目することで安定的な資産形成が可能になることを個人投資家の方々に積極的にアピールしており、J-REIT市場の成長にかける意気込みを感じさせました。
2015年10月4日(日)にはARES・東証 共催 個人投資家のための Jリートフェア2015が開催されるようですので、また開催レポートにてご報告する予定です。
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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