不動産証券化フォーラム
パネルディスカッション2回目は、「投資・運用戦略の多様化 -Jリート、私募リート、私募ファンド、外資系の戦略」という題で、ジャパン・アセット・アドバイザーズ社長の南氏を司会に、J-REITや私募REIT、私募ファンド、外資系資産運用会社からパネリストをお迎えして行われました。
パネルディスカッション2回目は、「投資・運用戦略の多様化 -Jリート、私募リート、私募ファンド、外資系の戦略」という題で、ジャパン・アセット・アドバイザーズ社長の南氏を司会に、J-REITや私募REIT、私募ファンド、外資系資産運用会社からパネリストをお迎えして行われました。
パネルディスカッションでは、短期売買による鞘抜きではなく長期的安定的な賃料収入を重視するという市場プレーヤーの変化、オフィス需要創出に向けた外国企業進出への政策的後押しの重要性、オリンピック開催決定を引き金とした都市インフラの整備が不動産価値を増大させる可能性等様々な話題が取り上げられました。
その中でも興味深かったのが、司会の南社長が提示した「12時を頂点とする不動産市況時計を想定した場合、今は何時ぐらいだと考えられるか?」という質問に対するパネリストの方々のご回答でした。REITやその他ファンドのLTVがまだ低水準なことを根拠に「7時」という声がある一方、「短期売買で利ザヤを狙う場合」という前提の上で「既に12時」という声もありました。最も多かったのが「9時」という声でした。市場はもうしばらく活況を維持するものの、今後徐々にピークを意識する機会が増えてくるのかもしれません。
オフィスを中心とした伝統的用途の市場がピークにさしかかる中、インフラやヘルスケア施設といった新たな用途への投資拡大がどこまで進むか、そのために国がどのような支援策を繰り出してくるのか、不動産市場はまだまだ目の離せない状況が続きそうです。
PR
PR
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。