2016年9月13日(火)~9月16日(金)開催
1日目の9月13日にセミナーを行ったのは野村不動産です。
物流施設以外にもオフィスやマンション等の開発・運営も手掛ける総合デベロッパーにして、野村不動産マスターファンド投資法人のスポンサーでもある野村不動産のセミナーのテーマは「Landportの事業戦略」。
そもそも「Landport」とは、立地、仕様、作業環境にこだわって開発した大規模高機能型物流施設に野村不動産が設定したブランドです。そのブランドを冠した物流施設は現在15件(稼働中11件、開発中2件、計画段階のものが2件)。そのうち7件が野村不動産マスターファンド投資法人のポートフォリオに組み込まれています。
セミナーでは、そんなLandport物件の今後の展開について、物流不動産市場の現状も取り混ぜながら説明を頂きました。 そこで印象に残ったのが以下の点です。
こうした野村不動産の開発方針からすると、野村不動産マスターファンド投資法人の物流施設パイプラインは、地域や機能性の多様化を伴いながら着実に増強が進んでいくとみられます。
2日目の9月14日にセミナーを行ったのは、大和ハウス工業です。
最近合併を行った大和ハウスリート投資法人のスポンサーである大和ハウス工業ですが、2015年度の連結業績を見ると、物流施設を中心とした事業施設事業が売上高約3.2兆円のうち20%超の約7,400億円、営業利益約2,400億円のうち28%弱の680億円をそれぞれ占めています。
そんな大和ハウス工業のセミナー「大和ハウス工業における物流施設開発およびその展開方針」で印象に残ったのが、以下の点です。
日本の人口動態、産業別の人口推移を見ると、今後も多くの農地が耕し手を失って遊休地化していく中で大和ハウス工業が「DPL流山I」の開発で得た農地転用許可取得のノウハウは、遊休地化した農地をビジネスチャンスに変える際の強みになりそうです。
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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