2022年5月期(第5期)決算説明資料
今回取り上げるのは、2022年7月19日に開示されたSOSiLA物流リート投資法人(以下SOSiLA)の5期(2022年5月期)決算説明会資料です。
SOSiLAの資産運用会社は、住友商事グループの住商リアルティ・マネジメント株式会社にて、SOSiLAは2019年12月に上場しています。
不動産売買取引市場においては、緩和的な金融環境を背景に、投資家の投資意欲は引き続き高い状況にあり、本投資法人が投資対象とする優良な物流施設の利回りは低下傾向が継続している。
物流不動産市場においては、EC市場の堅調な拡大を背景に、企業による物流業務の外部委託に伴う3PL市場規模の拡大や物流拠点の再編への動き等により、多機能で利便性の高い物流施設へのテナントニーズが高まる傾向にあり、今後も先進的物流施設への需要は増加するものと考えられる。
2021年12月6日にSOSiLA海老名(準共有持分38%、取得価格94.7億円)を追加取得し、2022年4月1日にSOSiLA板橋(取得価格39.8億円)及びSOSiLA尼崎(準共有持分10%、取得価格15億円)を取得し、当期に3物件(取得価格合計149.5億円)を取得した。
この結果、本投資法人が当期末現在で保有する物件は13物件、取得価格の合計 は1,210億円となっている。
現状の稼働率は100%。内部成長を牽引する取り組みの一つとして以下を示す。
2021年12月1日を払込期日とする公募増資により102.5億円を、2021年12月28日を払込期日とする第三者割当増資により5.12億円をそれぞれ調達し、当期末の出資総額(純額)は724.5億円となった。また、SOSiLA海老名(準共有持分38%)の取得に合わせて2021年12月6日に4億円の新規借入れを行った。2022年2月28日に短期借入金2.7億円の期限前弁済を行い、SOSiLA板橋及びSOSiLA尼崎(準共有持分10%)の取得に合わせて2022年3月31日に51.4億円の新規借入れを行った。
これらの結果、当期末の借入金残高は、499.9億円となり、総資産に占める有利子負債の割合は39.0%となっている。
主要指標(決算説明資料より抜粋)
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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