2023年1月期(第25期)決算説明資料
今回取り上げるのは、2023年3月15日に開示されたコンフォリア・レジデンシャル投資法人(以下CRR)の25期(2023年1月期)決算説明資料です。
資産運用会社は、東急不動産株式会社100%子会社である東急不動産リート・マネジメント株式会社にて、CRRは2013年2月に上場しております。
賃貸住宅市場においては、東京23区への転入超過数の回復基調や入国規制緩和による外国人入国超過数の大幅な増加等を背景に需給はタイト化に向かいつつある。本投資法人の稼働率も当期は高位かつ安定した動きとなった。不動産投資市場においては、政府、日本銀行による財政金融政策を受け、低金利環境が継続する中、国内外投資家の旺盛な物件取得意欲がみられ、取引価格水準は引き続き高値圏で推移している。
当期は2022年11月に『コンフォリア鷺沼三丁目(取得価格:26.2億円)』を取得、同年12月に『コンフォリア西大井(準共有持分49%)(譲渡価格:10.75億円)』を譲渡した。
当期末現在における本投資法人の保有資産は148物件、取得価格の合計は 2,831.82億円となっている。
2017年9月に借入れた借入金の返済資金(31.5億円)に充てるため、2022年9月に資金の 借入れ(31.5億円)を実施した。その後、2022年11月には、コンフォリア鷺沼三丁目の取得のため、資金の借入れ(26億円)を実施した。さらに、2023年1月には、2015年2月に借入れた借入金の返済資金 (34.1億円)に充てるため、資金の借入れ(34.1億円)を実施した。
その結果、当期末(2023年1月末日)時点における出資総額は1,367.44億円、有利子負債は1,550.29億円であり、LTVについては、当期末時点で51.1%、期末における有利子負債の平均残存年数は4.4年、長期比率は86.0%、固定化比率は95.1%となっている。
主要指標(決算説明資料より抜粋)
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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