(2021/09/14)
森ヒルズリート投資法人が、第30期(2021年7月期)決算を発表した。 第30期における物件取得はなし。オフィスの期中平均稼働率は98.9%と前期より0.7ポイント低下。前期に取得した虎ノ門ヒルズ森タワー(追加分)の通期稼働や支払利息の減少により、前期比0.1%増益となり、1口当たり分配金は2,913円となった。 期末のポートフォリオは11物件、資産規模(取得額合計)は4,029億円、有利子負債比率は46.0%。 第31期(2022年1月期)は、「虎ノ門ヒルズ森タワー」の持分を追加取得。オフィスの平均稼働率は97.8%へ低下することを想定。新規物件が寄与する一方、「六本木ヒルズ森タワー」のマスターリース契約の賃料減額やその他の物件の減収により、3月に公表した業績予想を下方修正し、前期比1.8%減益を見込む。内部留保より95百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,910円と前回予想を維持する見通し。 第32期(2022年7月期)は、オフィスの平均稼働率が97.4%を想定。引き続きオフィスが減収となるが、修繕費や資産運用報酬、支払利息等の減少により、当期利益は前期と同水準を見込む。1口当たり分配金は2,860円となる見通し。
第30期実績 | 第31期予想 | 前期比 | 第32期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,841百万円 | 9,818百万円 | ▲0.2% | 9,799百万円 | ▲0.2% |
当期利益 | 5,582百万円 | 5,480百万円 | ▲1.8% | 5,480百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,913円 | 2,860円 | ▲1.8% | 2,860円 | 0.0% |
1口当たり利益超過分配金 | 0円 | 50円 | - | 0円 | ▲100.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,913円 | 2,910円 | ▲0.1% | 2,860円 | ▲1.7% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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