(2025/03/17)
アドバンス・レジデンス投資法人が、第29期(2025年1月期)決算を発表した。 第29期は、「レジディア横濱大通り公園」と「レジディア国立」を取得。これにより賃貸収益は増加したが、前期の物件売却益がなくなったため、前期比6.6%減益。一時差異等調整積立金より949百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,975円と前期比0.8%増となった。 期末のポートフォリオは289物件、資産規模(取得額合計)は4,954億円、有利子負債比率は48.6%。 併せて自己投資口取得を行うことを発表した。本投資法人の自己投資口取得は初めて。 取得する投資口数は上限18,000口(発行済投資口数の0.6%)、取得総額は上限20億円。取得した投資口は2025年7月期中に消却する予定。 第30期(2025年7月期)は、「レジディア南砂町」と「レジディア板橋」を取得する。新規物件や既存物件の増収により、前期比0.2%増益を見込む。内部留保及び一時差異等調整積立金より計1,238百万円を取崩し、更に投資口2分割により、1口当たり分配金は3,005円(分割前換算6,010円)となる見通し。 第31期(2026年1月期)は、「レジディア麻布十番Ⅱ」の敷地一部を売却する。引き続き既存物件の増収、また物件売却益79百万円を計上するが、減価償却費や支払利息等の増加により、当期利益は前期予想と同水準を見込む。内部留保及び一時差異等調整積立金より計1,318百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,005円と前期予想と同額となる見通し。 なお、自己投資口取得の影響は業績予想に織り込み済。 前期に公表した物件売却益の分配を縮小する方針を見直し、物件売却益は継続的に分配する方針に変更した。従って分配金額は売却益によって変動する方向。 分配金目標を1口当たり3,000円(売却益及び内部留保の取崩しを除く)以上に設定する。
第29期実績 | 第30期予想 | 前期比 | 第31期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 18,364百万円 | 18,711百万円 | 1.9% | 18,943百万円 | 1.2% |
当期利益 | 7,315百万円 | 7,331百万円 | 0.2% | 7,330百万円 | ▲0.0% |
分配金総額 | 8,562百万円 | 8,570百万円 | 0.1% | 8,570百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 5,975円 | 3,005円 | - | 3,005円 | 0.0% |
第30期より投資口2分割 |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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