(2016/07/13)
アクティビア・プロパティーズ投資法人が、第9期(平成28年5月期)決算を発表した。第9期は、投資口の追加発行を行い、「キュープラザ心斎橋」と「汐留ビルディング(共有持分10%)」を取得。前期の売却益がなくなるが、賃貸収益の増加や修繕費の減少が寄与し、前期比8.5%増益。投資口数が8.2%増加するも、1口当たり分配金は8,666円と前期を0.3%上回った。期末のポートフォリオは32物件、資産規模(取得額合計)は3,266億円、有利子負債比率は43.3%。 第10期(平成28年11月期)は「A-PLACE五反田駅前」を取得。既存物件の稼働率上昇や賃料増額改定、ホテルの歩合賃料が寄与し、前期比1.7%増益、1口当たり分配金は8,810円となる見通し。 続く第11期(平成29年5月期)は、ホテルの歩合賃料が減少する一方、既存物件の稼働率上昇や修繕費の減少等により、前期予想比0.1%増益、1口当たり分配金は8,820円となる見通し。
第9期実績 | 第10期予想 | 前期比 | 第11期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,175百万円 | 10,778百万円 | 5.9% | 10,632百万円 | ▲1.4% |
当期利益 | 5,196百万円 | 5,283百万円 | 1.7% | 5,289百万円 | 0.1% |
1口当たり分配金 | 8,666円 | 8,810円 | 1.7% | 8,820円 | 0.1% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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