(2020/01/17)
アクティビア・プロパティーズ投資法人が、第16期(2019年11月期)決算を発表した。 第16期は「A-FLAG赤坂」の残り50%持分を売却。修繕費や固都税が増加する一方、前期に取得した物件の通期稼働、ホテルの歩合賃料計上、オフィスビルの賃料増額が寄与し、前期比1.2%増益。1口当たり分配金は10,137円となった。 期末のポートフォリオは44物件、資産規模(取得額合計)は4,989億円、有利子負債比率は45.5%。 第17期(2020年5月期)は「恵比寿プライムスクエア」を取得する一方、「A-PLACE新橋駅前」を売却予定。物件入替えに伴い賃貸収益が増加するが、物件売却益及びホテル歩合賃料の減少により、前期比2.5%減益を見込み、1口当たり分配金は9,880円となる見通し。 第18期(2020年11月期)は、前期の物件売却益がなくなるが、ホテルの歩合賃料計上や既存物件の増収が寄与し、前期予想比0.5%増益を見込み、1口当たり分配金は9,930円となる見通し。 有利子負債比率は、第17期末及び第18末ともに46.6%と上昇する見込み。 物件入替えや賃料増額による収益増加が順調に進んだことから、1口当たり巡航分配金10,000円の達成目標を1年前倒し、今後1年半~2年以内に変更する。
第16期実績 | 第17期予想 | 前期比 | 第18期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 15,542百万円 | 15,628百万円 | 0.6% | 15,822百万円 | 1.2% |
当期利益 | 7,817百万円 | 7,620百万円 | ▲2.5% | 7,658百万円 | 0.5% |
1口当たり分配金 | 10,137円 | 9,880円 | ▲2.5% | 9,930円 | 0.5% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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