(2016/04/13)
GLP投資法人が、第8期(平成28年2月期)決算を発表した。第8期は、期初に投資口の追加発行を行い「GLP新木場」等物流施設6棟を取得する一方、「GLP筑紫野」等2棟を売却。賃貸収益の増加、物件売却益80百万円により、前期比15.3%増益。投資口数が8.5%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,367円と、前期を5.7%上回った。期末のポートフォリオは58物件、資産規模(取得額合計)は3,846億円、有利子負債比率は49.0%。第9期(平成28年8月期)は、前期の物件売却益がなくなることや平成27年に取得した物件の固都税等により、前期比2.8%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,307円となる見通し。続く第10期(平成29年2月期)1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,310円となる見通し。2016年から2017年に掛けて特に関西圏で物流施設が大量供給される予定だが、運用会社によれば、需要は堅調でありポートフォリオに与える影響は軽微との見通し。
第8期実績 | 第9期予想 | 前期比 | 第10期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 12,332百万円 | 12,255百万円 | ▲0.6% | 12,246百万円 | ▲0.1% |
当期利益 | 5,360百万円 | 5,211百万円 | ▲2.8% | 5,216百万円 | 0.1% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,067円 | 2,009円 | ▲2.8% | 2,011円 | 0.1% |
1口当たり利益超過分配金 | 300円 | 298円 | ▲0.7% | 299円 | 0.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,367円 | 2,307円 | ▲2.5% | 2,310円 | 0.1% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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