(2018/04/13)
GLP投資法人が、第12期(平成30年2月期)決算を発表した。 第12期は「GLP野田吉春」を取得。前期の物件売却益がなくなる一方、賃貸収益の増加、支払利息及び融資手数料の減少により、当期純利益は前期と同水準、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,540円となった。 期末のポートフォリオは62物件、資産規模(取得額合計)は4,425億円、有利子負債比率は48.4%。 またスポンサーであるGLPグループは、1月にシンガポール証券所への上場を廃止し、中国の投資会社の傘下となった。 第13期(平成30年8月期)は、投資口の追加発行を行い「GLP舞洲Ⅰ」等物流施設6物件、付属する太陽光発電設備13件を取得し、資産規模を5,246億円に拡大。 これにより前期比21.6%増益を見込む。投資口数が19.3%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,583円と前期を1.7%上回る見通し。有利子負債比率は45.1%を想定。 第14期(平成31年2月期)は、太陽光発電設備の季節変動等により、前期予想比3.4%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,506円となる見通し。有利子負債比率は44.6%を想定。 なお、実質的なスポンサーが変更後もサポート体制は変わらず、年平均600億円強の物件取得を継続していく予定。
第12期実績 | 第13期予想 | 前期比 | 第14期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 14,181百万円 | 16,736百万円 | 18.0% | 16,331百万円 | ▲2.4% |
当期利益 | 6,387百万円 | 7,770百万円 | 21.7% | 7,507百万円 | ▲3.4% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,239円 | 2,283円 | 2.0% | 2,206円 | ▲3.4% |
1口当たり利益超過分配金 | 301円 | 300円 | ▲0.3% | 300円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,540円 | 2,583円 | 1.7% | 2,506円 | ▲3.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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