(2023/01/18)
日本プロロジスリート投資法人が、第20期(2022年11月期)決算を発表した。 第20期における物件取得はなし。期中平均稼働率は97.8%と前期より0.3ポイント上昇した。前期に取得したプロロジスパーク岩沼が通期寄与する一方、管理費や水光熱費の増加、前期の特別利益の反動減等により、前期比2.6%減益。減価償却費の30%相当の継続的利益超過分配に加え、水光熱費の増加に対する一時的利益超過分配152百万円を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,927円と前期比0.4%増となった。 期末のポートフォリオは55物件、資産規模(取得額合計)は8,219億円、有利子負債比率は37.8%。 第21期(2023年5月期)は、投資口の追加発行を行い、「プロロジスパーク猪名川1」等、3物件を取得。これにより前期比1.2%増益を見込む。減価償却費の30%相当の継続的利益超過分配に加え、水光熱費の増加に対する一時的利益超過分配307百万円を行い、投資口数が3%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,929円と前期を僅かに上回る見通し。 第22期(2023年11月期)は、新規3物件の通期稼働により、前期予想比1.7%増益を見込む。減価償却費の30%相当の継続的利益超過分配に加え、水光熱費の増加に対する一時的利益超過分配206百万円を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は4,962円と前期予想比0.7%増となる見通し。
第20期実績 | 第21期予想 | 前期比 | 第22期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 27,524百万円 | 28,883百万円 | 4.9% | 29,529百万円 | 2.2% |
当期利益 | 11,036百万円 | 11,171百万円 | 1.2% | 11,364百万円 | 1.7% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
4,133円 | 4,063円 | ▲1.7% | 4,133円 | 1.7% |
1口当たり 利益超過分配金 |
794円 | 866円 | 9.1% | 829円 | ▲4.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
4,927円 | 4,929円 | 0.0% | 4,962円 | 0.7% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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