(2019/10/10)
トーセイ・リート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年ぶり。 発行口数は52,000口、オーバーアロットメントによる売出口数は2,600口。 これにより発行後の投資口数は19.3%増の337,615口となる予定。 調達額は69億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金とする。 新たに取得する物件は「関内ワイズビル」等、オフィスビル2物件、レジデンス10物件の計12物件、取得額は計119億円。取得後の資産規模は20.9%増の687億円となる。 これらに伴い第11期(2020年4月期)業績予想を修正。上記12物件の収益が寄与し、6月に公表した業績予想に対し22.8%増益を見込む。内部留保より30百万円を取崩し、投資口数が増加するも、1口当たり分配金は3,580円と2.9%増となる見通し。 併せて第12期(2020年10月期)業績予想を発表。12物件の通期稼働により増収を見込むが、固都税、支払利息等の増加により、前期予想比1.4%減益を見込む。内部留保より26百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,520円となる見通し。 有利子負債比率は第11期末及び第12期末ともに47.2%を想定。
第11期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 2,900百万円 | 2,440百万円 | 18.9% |
当期利益 | 1,178百万円 | 959百万円 | 22.8% |
分配金総額 | 1,208百万円 | 984百万円 | 22.8% |
1口当たり分配金 | 3,580円 | 3,480円 | 2.9% |
第12期予想 | (第11期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 2,949百万円 | 2,900百万円 | 1.7% |
当期利益 | 1,162百万円 | 1,178百万円 | ▲1.4% |
分配金総額 | 1,188百万円 | 1,208百万円 | ▲1.7% |
1口当たり分配金 | 3,520円 | 3,580円 | ▲1.7% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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