(2022/05/18)
ケネディクス商業リート投資法人が、第14期(2022年3月期)決算を発表した。 第14期は「キテラタウン福岡長浜」等3物件を取得、「ケーズデンキ湘南藤沢店」底地等3物件を売却した。新規物件の賃貸収益、ケーズデンキ湘南藤沢店(底地)等の売却益1,297百万円が寄与する一方、売却した物件の賃貸収益の減少、プライムスクエア自由が丘の売却損861百万円計上により、前期比3.1%減益。1口当たり分配金は7,090円となった。なお、スポンサーのケネディクスがSMFLグループ傘下となったことや、資産規模拡大及び分散が進展したことを受け、JCRの格付がA+からAA-に向上した。 期末のポートフォリオは66物件、資産規模(取得額合計)は2,472億円、有利子負債比率は44.7%。 第15期(2022年9月期)は「東松山ショッピングセンター」等3物件を取得。これにより賃貸収益は増加するが、前期の物件売却損益がなくなるため、前期比7.1%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,595円となる見通し。 第16期(2023年3月期)は、前期に取得した物件が通期寄与するが、解約違約金収入の減少により、前期予想比1.4%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,500円となる見通し。 適切なタイミングで公募増資による外部成長を行い、引き続き中期目標である1口当たり巡航分配金7,000円、資産規模3,400億円を目指す。
第14期実績 | 第15期予想 | 前期比 | 第16期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,254百万円 | 9,250百万円 | ▲9.8% | 9,135百万円 | ▲1.2% |
当期利益 | 4,127百万円 | 3,834百万円 | ▲7.1% | 3,779百万円 | ▲1.4% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
7,090円 | 6,586円 | ▲7.1% | 6,491円 | ▲1.4% |
1口当たり利益超過分配金 | 0円 | 9円 | - | 9円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
7,090円 | 6,595円 | ▲7.0% | 6,500円 | ▲1.4% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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