(2021/03/17)
いちごホテルリート投資法人が、第11期(2021年1月期)決算を発表した。 第11期における物件取得はなし。ポートフォリオ全体の客室稼働率は、昨年5月の24.3%をボトムとして上昇に転じ、11月は62.4%まで上昇したが、感染再拡大を受け12月以降再び低下。4物件が一時休館となった。変動賃料を採用する14物件の売上は前年同期比68%減となり、変動賃料はなし。 前期に取得した2物件の固定賃料が通期寄与し、前期比22.9%増益となり、1口当たり分配金は823円となった。 第12期(2021年7月期)は、コロナ禍の影響が更に1年程度継続するとの見通しから、昨年9月に公表した業績予想を下方修正した。客室稼働率は57.8%を想定。一時休館した物件は、スポンサーのいちごグループのオペレーターへ変更する等順次再開予定。保守的に減収リスクを想定し、前期比17.6%減益を想定し、1口当たり分配金は678円となる見通し。 第13期(2022年1月期)は、客室稼働率は68.1%を想定。変動賃料の増加により、前期予想比6.0%増益を見込み、1口当たり分配金は719円となる見通し。
第17期実績 | 第18期予想 | 前期比 | 第19期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,035百万円 | 1,037百万円 | 0.2% | 1,058百万円 | 2.0% |
当期利益 | 209百万円 | 172百万円 | ▲17.7% | 183百万円 | 6.4% |
1口当たり分配金 | 823円 | 678円 | ▲17.6% | 719円 | 6.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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