(2016/10/18)
ラサールロジポート投資法人が、第1期（平成28年8月期）決算を発表した。 第1期の実質的な運用期間は上場日である2月17日からの197日間。上場日に物流施設8物件を取得し、運用を開始した。5月に公表した中間決算時の業績予想修正に対し、稼働率の上昇や賃貸事業費用の減少に伴い5.5％増益となった。当期減価償却費の30％を利益超過分配とし、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,453円となった。 期末のポートフォリオは8物件、資産規模（取得額合計）は1,614億円、有利子負債比率は34.2％。 第2期（平成29年2月期）より運用期間が6ヶ月間となる。運用日数が減少する一方、上場費用がなくなるため、前期比5.1％増益を見込み、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,545円となる見通し。 続く第3期（平成29年8月期）は、固都税計上に伴い前期予想比14.4％減益を見込み、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,202円となる見通し。 今後は、スポンサーであるラサールグループの開発物件を中心に取得し、2020年までに資産規模3,000億円を目指す意向。
| 第1期実績 | 第2期予想 | 前期比 | 第3期予想 | 前期比 | |
| 営業収益 | 5,130百万円 | 4,800百万円 | ▲6.4% | 4,783百万円 | ▲0.4% |
| 当期利益 | 2,496百万円 | 2,625百万円 | 5.2% | 2,247百万円 | ▲14.4% |
| 1口当たり分配金 （利益超過分配金含まない） |
2,269円 | 2,386円 | 5.2% | 2,043円 | ▲14.4% |
| 1口当たり利益超過分配金 | 184円 | 159円 | ▲13.6% | 159円 | 0.0% |
| 1口当たり分配金 （利益超過分配金含む） |
2,453円 | 2,545円 | 3.8% | 2,202円 | ▲13.5% |
| ※第1期の実質運用期間：2016/2/17～2016/8/31の197日間 | |||||
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| 1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
|---|---|---|
| 2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
| 3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
| 4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
| 5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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