(2019/10/17)
ラサールロジポート投資法人が、第7期(2019年8月期)決算を発表した。 第7期は、投資口の追加発行を行い「ロジポート柏沼南」等、物流施設及び底地計6物件を取得する一方、「ロジポート流山A棟」「ロジポート平塚新町」を一部売却した。物件取得に伴う賃貸収益の増加、物件売却益945百万円が寄与し、前期比32.5%増益。減価償却費累計額の増加分の30%相当を利益超過分配とし、投資口数が10%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,200円と前期比17.8%増となった。 期末のポートフォリオは17物件、資産規模(取得額合計)は2,115億円、有利子負債比率は43.5%。 第8期(2020年2月期)は、2期連続となる投資口の追加発行を行い「ロジポート尼崎」等、物流施設3物件を取得する一方、「ロジポート流山A棟」「ロジポート平塚新町」の残持分を売却。物件売却益は減少するが、ロジポート尼崎のSPC出資の償還に伴う配当765百万円、物件取得による賃貸収益の増加が寄与し、前期比26.6%増益を見込む。減価償却費累計額の増加分の30%相当の利益超過分配を行い、投資口数が12.6%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,602円と前期比12.6%増となる見通し。 第9期(2020年8月期)は、前期に取得した物件が通期寄与するが、前期の物件売却益やSPC償還の配当がなくなるため、前期予想比24.6%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,784円となる見通し。 有利子負債比率は第8期末及び第9期末ともに42.4%を想定。
第7期実績 | 第8期予想 | 前期比 | 第9期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,942百万円 | 8,624百万円 | 24.2% | 7,317百万円 | ▲15.2% |
当期利益 | 3,687百万円 | 4,668百万円 | 26.6% | 3,518百万円 | ▲24.6% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,048円 | 3,424円 | 12.3% | 2,581円 | ▲24.6% |
1口当たり利益超過分配金 | 152円 | 178円 | 17.1% | 203円 | 14.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,200円 | 3,602円 | 12.6% | 2,784円 | ▲22.7% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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