(2021/10/15)
ラサールロジポート投資法人が、第11期(2021年8月期)決算を発表した。 第11期は、2期連続となる投資口の追加発行を行い、「ロジポート大阪ベイ」を取得。また大阪住之江物流センターの開発ファンドへ出資を行った。ロジポート大阪ベイの賃貸収益、ブリッジファンドの償還益545百万円計上により、前期比13.3%増益。投資口数が9.0%増加するも、1口当たり利益分配金は4.0%増加。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,193円となった。 期末のポートフォリオは19物件、資産規模(取得額合計)は3,578億円、有利子負債比率は41.8%。 第12期(2022年2月期)は、ロジポート尼崎の増築棟を追加取得。また大阪住之江物流センターの開発ファンドへ追加出資。ロジポート大阪ベイが通期寄与するが、前期のブリッジファンドの償還益の反動減により、前期比3.7%減益を見込む。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,090円となる見通し。 第13期(2022年8月期)は、ロジポート大阪ベイの固都税の費用化に伴い、前期予想比1.3%減益を見込む。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,055円となる見通し。 物流施設市場が成熟したことから、今後は東京圏及び大阪圏以外の物流適地にも投資エリアを拡大する意向。またスポンサー以外の外部事業者の再開発案件の優先交渉権を取得する等、取得機会の拡大を図る。
第11期実績 | 第12期予想 | 前期比 | 第13期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,707百万円 | 10,523百万円 | ▲1.7% | 10,587百万円 | 0.6% |
当期利益 | 5,287百万円 | 5,091百万円 | ▲3.7% | 5,023百万円 | ▲1.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,962円 | 2,852円 | ▲3.7% | 2,814円 | ▲1.3% |
1口当たり利益超過分配金 | 231円 | 238円 | 3.0% | 241円 | 1.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,193円 | 3,090円 | ▲3.2% | 3,055円 | ▲1.1% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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