(2023/06/23)
ラサールロジポート投資法人(LLR)が、投資口の追加発行を行う。公募増資は2021年4月以来2年2ヶ月ぶり。 発行口数は78,850口、オーバーアロットメントによる売出口数は4,150口。これにより発行後の投資口数は4.6%増の1,868,000口となる予定。 調達額は128億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は、「ロジポート京都」「愛西物流センター」「刈谷物流センター」の3物件、取得額は計231.05億円。LLRの中部圏における物件取得は初めて。これにより取得後のポートフォリオ全体の規模は6.5%増の3,809億円となる。 これらに伴い業績予想を修正。 第15期(2023年8月期)は、上記3物件の収益が寄与し、4月に公表した業績予想に対し1.5%増益を見込むが、投資口数の増加により、1口当たり利益分配金は3.0%減となる。分配金の平準化を目的に利益超過分配を減価償却費の50.8%相当に増額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,085円と0.2%増となる見通し。 第16期(2024年2月期)は、上記3物件の通期稼働により、前回予想比7.1%増益を見込む。1口当たり利益分配金は2.3%増となり、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,136円となる見通し。 なお、有利子負債比率は41.9%と増資前と変わらない見込み。
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 売主 |
ロジポート京都 | 京都府八幡市 | 13,015百万円 | 3.70% | LRF2プロパティーズ合同会社 |
愛西物流センター | 愛知県愛西市 | 4,045百万円 | 3.70% | LRF2プロパティーズ合同会社 |
刈谷物流センター | 愛知県刈谷市 | 6,045百万円 | 3.70% | LRF2プロパティーズ合同会社 |
合計 | 23,105百万円 | |||
第15期予想 | (修正前) | 増減率 | ||
営業収益 | 11,200百万円 | 10,977百万円 | 2.0% | |
当期利益 | 5,018百万円 | 4,942百万円 | 1.5% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,686円 | 2,768円 | ▲3.0% | |
1口当たり利益超過分配金 | 399円 | 312円 | 27.9% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,085円 | 3,080円 | 0.2% | |
第16期予想 | (修正前) | 増減率 | ||
営業収益 | 11,481百万円 | 10,932百万円 | 5.0% | |
当期利益 | 5,398百万円 | 5,041百万円 | 7.1% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,890円 | 2,824円 | 2.3% | |
1口当たり利益超過分配金 | 246円 | 241円 | 2.1% | |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,136円 | 3,065円 | 2.3% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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