(2018/06/13)
投資法人みらいが第4期(平成30年4月期)決算を発表した。 第4期は「日宝本町ビル」等5物件を取得する一方「品川シーサイドパークタワー」の共有持分36.6%を売却。前期に取得した物件の通期稼働や新規5物件取得による賃貸収益の増加、物件売却益134百万円が寄与し、前期比12.2%増益、1口当たり分配金は5,807円となった。 期末のポートフォリオは21物件、資産規模(取得額合計)は1,096億円、有利子負債比率は49.1%。 第5期(平成30年10月期)は、投資口の追加発行を行い「ホテルウィングインターナショナルセレクト上野・御徒町」「MIテラス名古屋伏見」を取得。また再生案件である「ミ・ナーラ」が4月にリニューアルオープンした。 前期の物件売却益がなくなるも、賃貸収益の増加により、前期比11.3%増益を見込む。投資口数15.5%増加により、1口当たり分配金は5,600円と前期を3.6%下回る見通し。 第6期(平成31年4月期)は、商業施設のテナント入替えが発生する一方、第5期に取得した物件の通期稼働が寄与し、当期純利益は前期と同水準を見込み、1口当たり分配金は5,600円となる見通し。 有利子負債比率は第5期及び第6期とも48%台半ばを見込む。 当面は、中規模オフィスビル、ホテルへの投資を進める一方、商業施設は取得しない意向。引き続き中期経営計画に基づき、外部成長によってリスク分散を進めながら、1口当たり分配金5,700円以上を目指す。
第4期実績 | 第5期予想 | 前期比 | 第6期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,958百万円 | 4,269百万円 | 7.9% | 4,266百万円 | ▲0.1% |
当期利益 | 1,706百万円 | 1,899百万円 | 11.3% | 1,899百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 5,807円 | 5,600円 | ▲3.6% | 5,600円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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