(2021/02/16)
CREロジスティクスファンド投資法人が、第9期(2020年12月期)決算を発表した。 第9期は、投資口の追加発行を行い「ロジスクエア三芳」等、物流施設3物件を取得。これにより前期比34%増益。投資口数が22%増加するも、1口当たり利益分配金は前期比9.8%増。減価償却費の30%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,392円となった。 期末のポートフォリオは16物件、資産規模(取得額合計)は915億円、有利子負債比率は45.0%。 第10期(2021年6月期)は、4期連続となる投資口の追加発行を行い「ロジスクエア狭山日高」等、3物件を取得。固都税や支払利息が増加するが、新規物件の収益が寄与し、前期比16.2%増益を見込む。投資口数18%増加により、1口当たり利益分配金は前期比1.6%減となる。当初契約満了予定であったテナントが再契約となったため、想定していた利益超過分配金の増額を行わず、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,374円となる見通し。期末の有利子負債比率は45.3%を想定。 第11期(2021年12月期)は、第10期に取得した物件の通期稼働により、前期予想比4.9%増益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,504円となる見通し。期末の有利子負債比率は44.7%を想定。 引き続きスポンサーのパイプラインを中心に年間300億円程度の外部成長によって分配金成長を目指す。
第9期実績 | 第10期予想 | 前期比 | 第11期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 2,603百万円 | 3,155百万円 | 21.2% | 3,217百万円 | 2.0% |
当期利益 | 1,298百万円 | 1,509百万円 | 16.3% | 1,583百万円 | 4.9% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,067円 | 3,018円 | ▲1.6% | 3,166円 | 4.9% |
1口当たり利益超過分配金 | 325円 | 356円 | 9.5% | 338円 | ▲5.1% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,392円 | 3,374円 | ▲0.5% | 3,504円 | 3.9% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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