(2021/09/15)
伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人が、第6期(2021年7月期)決算を発表した。 第6期は「アイミッションズパーク東京足立」「アイミッションズパーク三芳」を取得した。前期に取得した物件の通期稼働及び新規物件の収益が寄与し、前期比14.2%増益。減価償却費の18.2%相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,492円となった。 期末のポートフォリオは12物件、資産規模(取得額合計)は1,114億円、有利子負債比率は41.2%。 第7期(2022年1月期)は、前期に取得した物件の通期稼働により、前期比3.1%増益を見込む。なお、資産規模が拡大し財務基盤が安定したことから、分配方針を変更する。従来の方針である「FFO(当期利益+減価償却費)の70%目処」から「当期利益」+「減価償却費の30%を目処」に変更し、利益超過分配金を増額する方向。これにより減価償却費の30%の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,724円と前期比9.3%増となる見通し。 第8期(2022年7月期)は、固都税の増加により前期予想比1.8%減益を見込む。減価償却費の30%の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,683円となる見通し。 スポンサーである伊藤忠グループとの優先交渉権を活用し、資産規模2,000億円を目指す。
第6期実績 | 第7期予想 | 前期比 | 第8期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,059百万円 | 3,172百万円 | 3.7% | 3,171百万円 | ▲0.0% |
当期利益 | 1,352百万円 | 1,395百万円 | 3.2% | 1,370百万円 | ▲1.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,254円 | 2,325円 | 3.1% | 2,284円 | ▲1.8% |
1口当たり利益超過分配金 | 238円 | 399円 | 67.6% | 399円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
2,492円 | 2,724円 | 9.3% | 2,683円 | ▲1.5% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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