(2024/11/15)
ジャパンリアルエステイト投資法人が、第46期(2024年9月期)決算を発表した。 第46期(2024年9月期)決算を発表した。第46期は、「JRE堂島タワー」の持分51%を売却。ポートフォリオ全体の期末稼働率は96.5%と前期より0.1ポイント低下。固都税や修繕費、支払利息が増加したが、フリーレント終了や前期に取得した物件の通期稼働、売却益の増加により、前期比1.1%増益。1,269百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は12,349円と前期比1.1%増となった。 期末のポートフォリオはは77物件、資産規模(取得額合計)は1兆1,502億円、有利子負債比率は42.8%。 併せて投資口を分割することを発表した。12月末を基準日とし、2025年1月より投資口を5分割する。 第47期(2025年3月期)は、「JRE堂島タワー」の残持分49%を売却する。ポートフォリオ全体の期末稼働率は97.2%と前期より0.7ポイント上昇する想定。稼働率上昇や賃料増額により賃貸収入は大幅増加するが、物件売却益の減少、修繕費や支払利息の増加により、前期比0.6%減益を見込む。1,260百万円を内部留保とし、また投資口5分割に伴い、1口当たり分配金は2,450円(分割前換算12,250円)となる見通し。 第48期(2025年9月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比19.7%減益を見込む。内部留保より2,030百万円を取り崩すも、1口当たり分配金は2,400円(分割前換算12,000円)と前期予想比2%減となる見通し。 稼働率97%台の維持や積極的な賃料増額改定により、内部成長を主軸に置き、1口当たり利益と1口当たり分配金の乖離幅を縮小させることを今後の分配戦略とする。
第46期実績 | 第47期予想 | 前期比 | 第48期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 42,581百万円 | 42,900百万円 | 0.7% | 36,510百万円 | ▲14.9% |
当期利益 | 18,840百万円 | 18,730百万円 | ▲0.6% | 15,040百万円 | ▲19.7% |
分配金総額 | 17,570百万円 | 17,470百万円 | ▲0.6% | 17,070百万円 | ▲2.3% |
1口当たり分配金 | 12,349円 | 2,450円 | - | 2,400円 | ▲2.0% |
※第47期より投資口5分割 |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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