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日本都市ファンド投資法人 (8953)

J-REIT銘柄情報

8953 日本都市ファンド投資法人

日本リテールファンド投資法人が第31期決算、自己投資口の取得を発表

(2017/10/16)

日本リテールファンド投資法人が、第31期(平成29年8月期)決算を発表した。 第31期は、投資口の追加発行を行い「Gビル御堂筋01」等6物件の取得、「イトーヨーカドー上福岡東店」の売却を行った。これにより賃貸収益が増加する一方、物件売却益の減少により、前期比2.0%減益。一時差異等調整積立金より31百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,295円と前期を1.1%上回った。 期末のポートフォリオは95物件、資産規模(取得額合計)は8,802億円、有利子負債比率は43.8%。 併せて、自己投資口の取得を行うことを発表。2016年以降投資口の下落基調が続いており、10/16時点のNAV倍率は0.99倍と1倍を割り込む水準。取得する投資口数は上限60,000口、発行済投資口数の2.25%に相当する。取得総額は100億円を上限とし、10月17日~2018年1月末までの間に市場にて取得し、第32期(平成30年2月期)中に全て消却する予定。 第32期(平成30年2月期)は「バロー勝川店(底地)」等4物件を取得予定。これによる賃貸収益の増加に加え「MARINE&YOKOHAMA」の主要テナント退去に伴う違約金収入が寄与し、前期比3.2%増益を見込む。違約金収入のうち272百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より31百万円均等償却を行い、1口当たり分配金は4,330円と前期を0.8%上回る見通し。なお、自己投資口取得及び消却を考慮した場合、1口当たり分配金は4,391円となる見通し。 第33期(平成30年8月期)は「川崎ルフロン」の主要テナントである丸井が退去予定。これに伴う空室及びリニューアル費用発生により、前期予想比11.9%減益を見込む。内部留保476百万円の取崩し及び一時差異等調整積立金より684百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,330円と前期予想と変わらない見通し。なお、自己投資口取得及び消却を考慮した1口当たり分配金は4,424円となる見通し。

           
  第31期実績 第32期予想 前期比 第33期予想 前期比
営業収益 31,011百万円 31,662百万円 2.1% 30,655百万円 ▲3.2%
当期利益 11,425百万円 11,789百万円 3.2% 10,388百万円 ▲11.9%
分配金総額 11,455百万円 11,548百万円 0.8% 11,548百万円 0.0%
1口当たり分配金 4,295円 4,330円 0.8% 4,330円 0.0%

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