(2015/05/18)
グローバル・ワン不動産投資法人が第23期(平成27年3月期)決算を発表した。第23期は「近鉄新名古屋ビル」の共有持分残33%を売却した。これによる売却益1,175百万円が寄与し、前期比77.8%増益。売却益のうち205百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は9,703円と前期を60%上回った。期末のポートフォリオは9棟、資産規模(取得価格計)は1,612億円、有利子負債比率は50.1%。第24期(平成27年9月期)は、前期の物件売却益がなくなることや、TK南青山ビルのテナント入替えに伴うフリーレントの影響により、前期比60%減益を見込む。内部留保のうち204百万円を取り崩し、1口当たり分配金は5,200円となる見通し。
第23期実績 | 第24期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,265百万円 | 3,846百万円 | ▲27.0% |
当期利益 | 2,085百万円 | 819百万円 | ▲60.7% |
1口当たり分配金 | 9,703円 | 5,200円 | ▲46.4% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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