(2020/11/16)
グローバル・ワン不動産投資法人が、第34期(2020年9月期)決算を発表した。 第34期における物件取得はなし。前期に発生した解約違約金収入がなくなる一方、楽天クリムゾンハウス青山のフリーレント終了、固定資産除却損及び修繕費の減少により、前期比3.6%増益。1口当たり分配金は2,443円となった。 期末のポートフォリオは11物件、資産規模(取得額合計)は1,911億円、有利子負債比率は47.1%と前期と変動なし。 第35期(2021年3月期)は、既存物件の賃料増額改定やフリーレント終了が収益寄与する一方、豊洲プライムスクエアの大口テナント退去、修繕費の増加により、前期比1.8%減益を見込み、1口当たり分配金は2,400円となる見通し。 第36期(2021年9月期)は、テナント退去による減収や、固都税の増加により、前期予想比1.0%減益を見込む。内部留保より24百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,400円を維持する見通し。 引き続き賃料ギャップを背景に賃料増額による内部成長を目指す。 また借入金を活用した物件取得や、ポートフォリオ強化を目的とした物件入替えを進めていく方針。
第34期実績 | 第35期予想 | 前期比 | 第36期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,731百万円 | 5,682百万円 | ▲0.9% | 5,703百万円 | 0.4% |
当期利益 | 2,350百万円 | 2,308百万円 | ▲1.8% | 2,285百万円 | ▲1.0% |
分配金総額 | 2,349百万円 | 2,308百万円 | ▲1.7% | 2,308百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 2,443円 | 2,400円 | ▲1.8% | 2,400円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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