スマートフォン版を表示

グローバル・ワン不動産投資法人 (8958)

J-REIT銘柄情報

8958 グローバル・ワン不動産投資法人

グローバル・ワン不動産投資法人が第35期決算を発表、1口当たり実績分配金は2,445円

(2021/05/19)

グローバル・ワン不動産投資法人が、第35期(2021年3月期)決算を発表した。 第35期における物件取得はなし。期末稼働率は97.5%と前期より0.1ポイントの低下。豊洲プライムスクエアの空室、明治安田生命大阪御堂筋ビルの退去が発生する一方、その他の物件の賃料増額やフリーレント終了、外部委託費や水道光熱費の減少等により、前期比0.1%増益となり、1口当たり分配金は2,445円となった。 期末のポートフォリオは11物件、資産規模は1,911億円、有利子負債比率は47.1%と前期より変動なし。 第36期(2021年9月期)は、期末稼働率96.3%を想定する。賃料増額改定やフリーレント終了により増収となるが、稼働率低下や、リーシング費用及び修繕費の増加により、前期比1.0%減益を見込み、1口当たり分配金は2,420円となる見通し。 第37期(2022年3月期)は、期末稼働率94.6%と一段の低下を想定する。賃料増額やフリーレント解消が続く一方、稼働率低下による減収により、前期予想比1.0%減益を見込む。内部留保より4百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,400円を維持する見通し。 課題である豊洲プライムスクエアは、2021年10月に稼働率71.6%まで低下を見込むが、立地・規模・設備の優位性を活用し、早期埋め戻しによる賃料増額を図る。 オフィス市況は、企業のオフィスニーズに対する様子見姿勢から、空室率上昇・賃料下落傾向は緩やかに継続するとの見通し。一方、アフターコロナを見据え企業が事業拡大に動く可能性も指摘する。好立地ハイスペックを強みにニーズの変化を捉え、柔軟に対応していく構え。

           
  第35期実績 第36期予想 前期比 第37期予想 前期比
営業収益 5,688百万円 5,771百万円 1.5% 5,664百万円 ▲1.9%
当期利益 2,351百万円 2,328百万円 ▲1.0% 2,304百万円 ▲1.0%
分配金総額 2,351百万円 2,327百万円 ▲1.0% 2,308百万円 ▲0.8%
1口当たり分配金 2,445円 2,420円 ▲1.0% 2,400円 ▲0.8%

グローバル・ワン不動産投資法人の記事を最新5件
2024/11/19
グローバル・ワン不動産投資法人が第42期決算を発表、1口当たり実績分配金は2,528円
2024/09/27
グローバル・ワン不動産投資法人がアルカセントラルを売却、業績予想を修正
2024/09/02
グローバル・ワン不動産投資法人が1口当たり予想分配金を修正
2024/06/25
グローバル・ワン不動産投資法人が自己投資口の取得を発表
2024/05/16
グローバル・ワン不動産投資法人が第41期決算を発表、1口当たり実績分配金は2,959円
  • PR

  • PR

決算発表動画
物件取得価格ランキング
1 新宿三井ビルディング 1,700億円
2 飯田橋グラン・ブルーム 1,389億円
3 六本木ヒルズ森タワー 1,154億円
4 汐留ビルディング 1,069億円
5 東京汐留ビルディング 825億円
株価値上り率ランキング
1 オリックス不動産 +0.79%
2 CREロジ +0.79%
3 アクティビア +0.61%
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。
* 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。
* 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。
* 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。