(2023/07/19)
ユナイテッド・アーバン投資法人が、第39期(2023年5月期)決算を発表した。 第39期は、「大阪ベイタワー」等4物件を取得した。前期の物件売却益がなくなる一方、新規物件、ホテルの歩合賃料やオフィスの賃料増により、前期比2.7%増益。一時差異等調整積立金より77百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,229円と前期比2.7%増となった。 期末のポートフォリオは140物件、資産規模(取得額合計)は6,889億円、有利子負債比率は44.3%。 第40期(2023年11月期)は、「東松戸ショッピングセンター」を取得する一方、「グランルージュ栄」を売却する。売却益310百万円の寄与、修繕費や水道光熱費の減少により、前期比2.2%増益を見込む。一時差異等調整積立金より77百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,300円となる見通し。 第41期(2024年5月期)は、「府中ビル」の土地を売却する。前期の物件売却益がなくなる一方、ホテルや商業施設の収益増加により、前期予想比3.1%増益を見込む。一時差異等調整積立金より77百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,400円となる見通し。 今後は含み益や内部留保を活用し、1口当たり分配金3,400円を維持する方針。 なお、川崎東芝ビルの一括貸テナントである東芝デバイス&ストレージは、解約日を前倒しし2024年6月に変更となった。リーシング、売却、建替えを含め今後の運用方針を検討する。
第39期実績 | 第40期予想 | 前期比 | 第41期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 25,052百万円 | 25,305百万円 | 1.0% | 25,273百万円 | ▲0.1% |
当期利益 | 9,929百万円 | 10,148百万円 | 2.2% | 10,458百万円 | 3.1% |
分配金総額 | 10,005百万円 | 10,225百万円 | 2.2% | 10,535百万円 | 3.0% |
1口当たり分配金 | 3,229円 | 3,300円 | 2.2% | 3,400円 | 3.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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