(2020/08/17)
フロンティア不動産投資法人が、第32期(2020年6月期)決算を発表した。 第32期は、「TENJIN216」等、商業施設及び底地の計3物件を取得した。 コロナ禍の影響により、都市型商業施設のテナントを中心に賃料減免や支払猶予を実施。これにより118百万円の減収となるが、新規3物件の収益が寄与し、前期比0.7%増益。自己投資口の消却を行い、投資口数が1.59%減少。これにより1口当たり分配金は10,766円と前期比2.3%増となった。 期末のポートフォリオは37物件、資産規模3,390億円、有利子負債比率は37.9%。 第33期(2020年12月期)は、コロナ禍の影響として都市型商業施設を中心に330百万円の賃料減額を想定。また修繕費の増加も見込み、前期比6.1%減益、1口当たり分配金は10,110円となる見通し。 第34期(2021年6月期)は、コロナ禍の影響として235百万円の賃料減額を想定。減額幅の縮小及び修繕費の減少により、前期予想比3.8%増益を見込み、1口当たり分配金は10,490円となる見通し。
第32期実績 | 第33期予想 | 前期比 | 第34期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,603百万円 | 10,682百万円 | 0.7% | 10,719百万円 | 0.3% |
当期利益 | 5,499百万円 | 5,163百万円 | ▲6.1% | 5,362百万円 | 3.9% |
1口当たり分配金 | 10,766円 | 10,110円 | ▲6.1% | 10,490円 | 3.8% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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