(2016/07/15)
平和不動産リート投資法人が、第29期(平成28年5月期)決算を発表した。第29期は期初に投資口の追加発行を行い「日総第5ビル」等4棟を取得。これによる賃貸収益が寄与する一方、前期の物件売却益がなくなったため、前期比14.9%減益。一時差異等調整積立金より40百万円を取崩し、投資口数が6.7%増加するも、1口当たり分配金は1,808円と前期を5.2%上回った。期末のポートフォリオは98物件、資産規模(取得額合計)は1,647億円、有利子負債比率は43.3%。 第30期(平成28年11月期)は、前期に取得した4棟の通期稼働により、前期比2.5%増益を見込む。一時差異等調整積立金より40百万円を取崩し、1口当たり分配金は1,852円となる見通し。
第29期実績 | 第30期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,632百万円 | 5,682百万円 | 0.9% |
当期利益 | 1,794百万円 | 1,839百万円 | 2.5% |
分配金総額 | 1,834百万円 | 1,879百万円 | 2.5% |
1口当たり分配金 | 1,808円 | 1,852円 | 2.4% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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