(2017/01/16)
平和不動産リート投資法人が、第30期(平成28年11月期)決算を発表した。 第30期は「渋谷AXヒルズ」を売却。前期に取得した物件の通期稼働や賃料増額改定が寄与する一方、物件売却損52百万円に加え、第31期(平成29年5月期)に売却する「HF中目黒ビルディング」の減損損失734百万円を前倒しで計上し、前期比39.5%減益となった。一時差異等調整積立金より826百万円を取り崩し、1口当たり分配金は1,884円と前期を4.2%上回った。 期末のポートフォリオは97物件、資産規模(取得額合計)は1,628億円、有利子負債比率は43.4%。 第31期は「アクロス新川ビル」等3物件を取得する一方「HF中目黒ビルディング」を売却。新規物件取得による賃貸収益の増加、前期の減損損失がなくなることにより、前期比81.4%増益を見込む。一時差異等調整積立金より40百万円を取り崩し、1口当たり分配金は1,980円となる見通し。 第32期(平成29年11月期)1口当たり分配金も1,980円となる見通し。
第30期実績 | 第31期予想 | 前期比 | 第32期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,698百万円 | 5,809百万円 | 1.9% | 5,804百万円 | ▲0.1% |
当期利益 | 1,085百万円 | 1,969百万円 | 81.5% | 1,969百万円 | 0.0% |
分配金総額 | 1,911百万円 | 2,009百万円 | 5.1% | 2,009百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 1,884円 | 1,980円 | 5.1% | 1,980円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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