(2006/12/11)
ケネディクス不動産投資法人が、第3期(平成18年10月期)決算を発表。第3期は、31棟取得、2棟売却を行い、前期比93%増益、一方、投資口77,630口を追加発行したため、1口当たり分配金は13,529円と、前期比2.5%減となった。第4期(平成19年4月期)は、1棟取得により4.8%増収を見込むが、費用計上に伴い、2.3%減益、1口当たり分配金は13,200円となる見通し。 また、日本格付研究所(JCR)より長期優先債務格付けを取得した。格付けはA+、アウトルックは安定的。JCRによる格付けはJ-REITで初。 また併せて、昨今のオフィスビル賃貸環境をに対応し、 ポートフォリオ構築方針を変更した。主な変更点は、(1)オフィスビルを主要な投資対象とすること、(2)商業施設を都市型に限定、(3)住宅その他の用途は当面の間投資しない、とするもの。住居は現在ポートフォリオの30%程度を占めていることから、今後の取得は収益上昇余地の高い用途への集中を明確化している。
第3期実績 | 第4期予想 | |
営業収益 | 5,288百万円 | 5,542百万円 |
当期利益 | 2,124百万円 | 2,074百万円 |
1口当たり 分配金 |
13,529円 | 13,200円 |
変更前 | 変更後 | |
オフィスビル | 50%以上 | 50%-100% |
住宅 | 20%以上 | 0%-30% |
商業施設 | 30%以下 | 0%-20%(※) |
その他 | 0% | |
※都市型商業施設に限定 |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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