(2007/12/11)
ケネディクス不動産投資法人が第5期(平成19年10月期)決算を発表。第5期は、オフィスビル5棟を取得し、前期比30%増益、投資口数27%増により、1口当たり分配金は13,960円と、前期を2%上回った。併せて、オフィスビル9棟の取得及び住宅23棟の売却を発表。これにより資産規模はほぼ変わらないものの、ポートフォリオ構成は大幅に変化する。オフィスビル比率が従来の70%から85%へ上昇し、実質上従来の総合型からオフィスビル主体へ移行することとなる。良好なオフィス賃貸市況を背景に、内部成長を図る構え。これに伴い、第6期(平成20年4月期)業績予想は、物件売却による売却益が寄与し、前期比17.7%増益、1口当たり分配金は16,400円となる見通し。
第5期実績 | 第6期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 7,208百万円 | 7,935百万円 | 10.09% |
当期利益 | 2,792百万円 | 3,287百万円 | 17.73% |
分配金 (/1口) |
13,960円 | 16,400円 | 17.48% |
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