(2012/12/12)
ケネディクス不動産投資法人(KRI)が第15期(平成24年10月期)決算を発表した。第15期は、オフィスビル3棟の取得、オフィスビル1棟及びレジデンス1棟の売却を行った。水光熱費及び修繕費が増加するも、賃貸収入の増加及び物件売却益595百万円が寄与し前期比18.5%増益。平成21年及び平成22年に土地等を先行取得した場合の課税特例を活用し、当期利益の一部を内部留保するも、1口当たり分配金は9,557円と前期を2%上回った。KRIは9月1日に運用ガイドラインを変更し、オフィスビルの投資比率を50%~100%から80%~100%へ変更。また現在保有する都市型商業施設及び住居は売却していく方針。今後は中規模オフィスビルを中心としたポートフォリオで資産規模4,000億円を目指す。第16期(平成25年4月期)は金沢の複合ビル1棟を売却。前期の物件売却益がなくなること、またKDX日本橋兜町ビルの空室を見込み15%減益、1口当たり分配金は8,880円となる見通し。
第15期実績 | 第16期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,212百万円 | 9,365百万円 | ▲8.3% |
当期利益 | 3,009百万円 | 2,545百万円 | ▲15.4% |
分配金総額 | 2,738百万円 | 2,545百万円 | ▲7.0% |
1口当たり分配金 | 9,557円 | 8,880円 | ▲7.1% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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