(2014/06/13)
ケネディクス・オフィス投資法人が第18期(平成26年4月期)決算を発表した。第18期は、期初に投資口の追加発行を行い191億円を調達。KDX武蔵小杉ビル等オフィスビル7棟、底地1件、匿名組合出資持分1件を取得する一方、KDX新潟ビル等オフィスビル2棟、レジデンス1棟を売却した。KDX新潟ビルの売却損816百万円を計上するが、賃貸収益の増加、兜町日興ビルⅡ等の売却益497百万円により、前期比1.9%増益。内部留保より319百万円を取り崩し、投資口数が16%増加するも、1口当たり分配金は9,638円と前期を3.6%上回った。第19期(平成26年10月期)は、2期連続となる投資口追加発行を行い103億円を調達(見込)、KDX豊洲グランスクエア等オフィスビル3棟を取得。賃貸収益の増加、前期の売却損がなくなることにより前期比20%増益を見込む。投資口数が6.8%増加するも、1口当たり分配金は9,810円と前期を1.8%上回る見通し。なお、増資後の有利子負債比率は46.2%。
第18期実績 | 第19期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 10,895百万円 | 11,249百万円 | 3.2% |
当期利益 | 2,885百万円 | 3,482百万円 | 20.7% |
分配金総額 | 3,205百万円 | 3,482百万円 | 8.6% |
1口当たり分配金 | 9,638円 | 9,810円 | 1.8% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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