(2017/06/12)
ケネディクス・オフィス投資法人が、第24期(平成29年4月期)決算を発表した。 第24期は「アーク森ビル」「西新橋TSビル」「BR五反田」を取得する一方、「KDX日本橋兜町ビル」等5物件を売却し、積極的に物件入替えを行った。物件売却益16.62億円と売却損16.57億円を通算、また既存物件の稼働率上昇や賃料増額が寄与し、前期比3.2%増益、1口当たり分配金は11,733円となった。 期末のポートフォリオは97物件、資産規模(取得額合計)は3,934億円、有利子負債比率は42.6%、また格付けがA+からAA-へ向上。 第25期(平成29年10月期)は、前期の物件売却損益がなくなるが、既存物件の増収により、前期比4.0%増益を見込み、1口当たり分配金は12,200円となる見通し。 賃料増額改定が定着し、当面の目標として1口当たり分配金12,500円の早期達成を目指す。また物件入替えに伴い資産規模が2015年以降4,000億円目前で変わらないことから、不動産売買市場を注視しながら、中期的には資産規模5,000億円を目標とする。
第24期実績 | 第25期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 15,039百万円 | 13,788百万円 | ▲8.3% |
当期利益 | 4,750百万円 | 4,939百万円 | 4.0% |
1口当たり分配金 | 11,733円 | 12,200円 | 4.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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