(2019/06/12)
ケネディクス・オフィス投資法人が、第28期(2019年4月期)決算を発表した。 第28期は「フレーム神南坂」の残り持分を売却。物件売却益の増加、前期に取得した物件の通期稼働、修繕費の減少等が寄与し、前期比1.2%増益。物件売却益のうち299百万円を内部留保とするも、1口当たり分配金は13,719円と前期を1.9%上回った。 期末のポートフォリオは96物件、資産規模(取得額合計)は4,158億円、有利子負債比率は41.7%。 併せて「調布センタービル」を取得する。物件は、京王線調布駅より徒歩9分に位置する、7階建のオフィスビル。5月末時点のテナントは7社、稼働率は100%。取得額は87億円。都心5区を主要な投資エリアとする方針であるが、働き方改革等の社会環境の変化に伴い、郊外主要都市のオフィスビルの需要が高まっていると認識する。 第29期(2019年10月期)は、調布センタービルの収益が寄与する一方、KDX虎ノ門一丁目ビルのテナント退去による減収、前期の物件売却益がなくなることから、前期比7.3%減益を見込み、1口当たり分配金は13,370円となる見通し。 第30期(2020年4月期)は、KDX虎ノ門一丁目ビルのフリーレント終了により、前期予想比2.1%増益を見込み、1口当たり分配金は13,650円となる見通し。
第28期実績 | 第29期予想 | 前期比 | 第30期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 15,212百万円 | 15,048百万円 | ▲1.1% | 15,099百万円 | 0.3% |
当期利益 | 6,178百万円 | 5,729百万円 | ▲7.3% | 5,849百万円 | 2.1% |
分配金総額 | 5,878百万円 | 5,729百万円 | ▲2.5% | 5,849百万円 | 2.1% |
1口当たり分配金 | 13,719円 | 13,370円 | ▲2.5% | 13,650円 | 2.1% |
<取得> | |||||
物件名称 | 調布センタービル | ||||
所在地 | 東京都調布市調布ヶ丘 | ||||
取得金額 | 8,700百万円 | ||||
想定NOI利回り | 4.8% | ||||
還元利回り | 4.6% | ||||
竣工時期 | 1995年1月16日 | ||||
取得日 | 2019年6月14日 | ||||
売主 | 非開示 |
PR
PR
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。