(2015/11/16)
積水ハウス・SI レジデンシャル投資法人が、第20期(平成27年9月期)決算を発表した。第20期は、レジデンス4棟を取得する一方、商業施設2件(うち1件は底地一部)を売却。これにより賃貸収入は増加するが、物件売却益の減少や固都税の増加等により、前期比4%減益。物件売却益のうち49百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,122円と前期を2.9%下回った。期末のポートフォリオは110棟、資産規模(取得額合計)は1,910億円、有利子負債比率は51.5%。第21期(平成28年3月期)は、レジデンス1棟を取得。これにより賃貸収入は増加する一方、前期の物件売却益がなくなるため前期比2.3%減益を見込むが、内部留保を活用せず1口当たり分配金は2,120円と、前期と同水準となる見通し。
第20期実績 | 第21期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 6,411百万円 | 6,458百万円 | 0.7% |
当期利益 | 2,209百万円 | 2,158百万円 | ▲2.3% |
分配金総額 | 2,160百万円 | 2,158百万円 | ▲0.1% |
1口当たり分配金 | 2,122円 | 2,120円 | ▲0.1% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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