(2014/12/18)
いちご不動産投資法人が第18期(平成26年10月期)決算を発表した。第18期はいちご九段南ビルを売却。これによる売却益57百万円計上及びリファイナンスに伴う支払利息、融資関連費用の減少等により、前期比7.9%増益。内部留保を相殺して177百万円取り崩し、1口当たり分配金は1,547円となった。期末の有利子負債比率は45.2%。第19期(平成27年4月期)は、期初に投資口の追加発行を行い、オフィスビル及び商業施設計11棟を取得する一方、レジデンス15棟を売却。これにより資産規模が1,238億円へ拡大するとともに、中規模オフィスビルを中心としたポートフォリオへ変更。物件取得による賃貸収益の増加、物件売却益118百万円計上により増収となる一方、融資関連費用の増加により前期比10.3%減益を見込む。内部留保より537百万円取り崩しにより、投資口数が10%増加するも1口当たり分配金は1,590円と前期を2.8%上回る見通し。
第18期実績 | 第19期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 4,615百万円 | 4,973百万円 | 7.8% |
当期利益 | 1,409百万円 | 1,264百万円 | ▲10.3% |
分配金総額 | 1,587百万円 | 1,802百万円 | 13.5% |
1口当たり分配金 | 1,547円 | 1,590円 | 2.8% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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