(2018/06/14)
いちごオフィスリート投資法人が、第25期(平成30年4月期)決算を発表した。 第25期は「いちごブルク大森」等、3物件を売却。これにより物件売却益1,594百万円が寄与し、前期比58.8%増益。物件売却益を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より162百万円を取崩し、1口当たり分配金は1,964円と前期を1.8%上回った。 期末のポートフォリオは82物件、資産規模(取得額合計)は1,925億円、有利子負債比率は46.9%。 第26期(平成30年10月期)は、「MIFビル」「ウィン第2五反田ビル」を取得。これにより賃貸収益は増加するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期比34.5%減益。一時差異等調整積立金より105百万円を取崩し、1口当たり分配金は1,967円となる見通し。 第27期(平成31年4月期)は、季節変動に伴う水道光熱費及び仲介手数料の減少により、前期予想比0.4%増益を見込む。一時差異等調整積立金より105百万円を取崩し、1口当たり分配金は1,974円となる見通し。
第25期実績 | 第26期予想 | 前期比 | 第27期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,062百万円 | 7,547百万円 | ▲16.7% | 7,493百万円 | ▲0.7% |
当期利益 | 4,441百万円 | 2,908百万円 | ▲34.5% | 2,920百万円 | 0.4% |
分配金総額 | 3,009百万円 | 3,014百万円 | 0.2% | 3,025百万円 | 0.4% |
1口当たり分配金 | 1,964円 | 1,967円 | 0.2% | 1,974円 | 0.4% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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