(2010/02/12)
アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)が第8期(平成21年12月期)決算を発表した。第8期は物件の取得はなし。既存物件の稼働率低下により賃貸収入が減少する一方、支払利息の増加や日本レジデンシャル投資法人(NRIC)との合併に関する費用計上により前期比9.6%減益、1口当たり分配金は12,115円となった。第9期の運用期間は、合併による新投資法人設立に伴い平成22年1月~平成22年2月迄の59日間となり、2月24日に上場廃止予定。運用期間の短縮により前期比78%減益、1口当たり分配金は2,700円となる見通し。なお、NRICと合併後の新投資法人(新ADR)は3月1日設立、3月2日に東証上場予定(証券コード3269)。資産規模は直近の鑑定価格ベースの合計で3,490億円と、レジデンス系REITで最大となる。
第8期実績 | 第9期予想(※) | 前期比 | |
営業収益 | 2,796百万円 | 925百万円 | ▲66.9% |
当期利益 | 923百万円 | 205百万円 | ▲77.8% |
分配金 (/1口) |
12,155円 | 2,700円 | ▲77.8% |
※第9期運用期間は平成22年1月~平成22年2月の59日間 |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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