(2016/05/13)
日本賃貸住宅投資法人が、第20期(平成28年3月期)決算を発表した。第20期は「さくらHills富士見」等レジデンス8棟(取得額計105億円)を取得。また12月にスポンサーがオークツリーグループから大和証券グループへ交代した。8棟取得により賃貸収益の増加、前期の物件売却損がなくなったこと等により、前期比3.7%増益、1口当たり分配金は1,722円となった。期末のポートフォリオは201物件、資産規模(取得額合計)は2,202億円、有利子負債比率は51.3%。 第21期(平成28年9月期)は、前期に取得した物件が通期寄与する一方、修繕費、原状回復費、固都税、減価償却費の増加により、前期比4.5%減益を見込む。内部留保より90百万円を取り崩し、1口当たり分配金は1,700円となる見通し。続く第22期(平成29年3月期)は、融資関連費用の減少等により前期予想比3.3%増益を見込み、内部留保を活用せず1口当たり分配金は1,700円となる見通し。
第20期実績 | 第21期予想 | 前期比 | 第22期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 7,943百万円 | 8,077百万円 | 1.7% | 8,077百万円 | 0.0% |
当期利益 | 2,824百万円 | 2,698百万円 | ▲4.5% | 2,788百万円 | 3.3% |
分配金総額 | 2,824百万円 | 2,788百万円 | ▲1.3% | 2,788百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 1,722円 | 1,700円 | ▲1.3% | 1,700円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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